認可保育園、認証保育園、認可外保育園の違いは何?

  • 2022年12月18日
  • 2022年12月23日
  • 保活
mugi
こんにちは!公立認可、私立認可(2)、認証、認可外、全5つの保育園を経験したmugiです。
neko
保活始めたはいいけど、一先ず認可に入れればいいのかな?
mugi
いえ!何を重視するかによって、あえて認可を選ばない選択肢もありますよ。
neko
えー。じゃあ私はどの保育園を希望すればいいの??
mugi
では違いについて説明しましょう。

 

 

 

保育園の違い

 

こんにちは!5つの保育園を経験した、珍しい?mugiです。

本日は経験談を交えながら、認可保育園(私立)、認可保育園(公立)、認証保育園、認可外保育園の違いを紹介します。

都内在住のため保育事情に絞られます。

 

認可保育園(私立)

 

まずは認可保育園(私立)。

都内だと認可保育園(私立)に通わせている家庭が多いのではないでしょうか?

認可保育園は国が定めた基準(広さ、保育士数、給食設備など)を満たし、東京都に認可された保育所を指します。

認証、認可外に比べ、施設が広く保育士の数も多いことがあり、人気があります。

ただ、注意して頂きたいのが基準に達していても保育内容が認証、認可外より優れているとは言えないことです。実際に、素晴らしい施設の認可保育園がありましたが、保育士の入れ替わりが激しく、煌びやかな保育園紹介のホームページではわからないこともあります。

また認可といっても、園庭がある認可園園庭がなく近くの公園を園庭の代わりとしている認可園があります。自治体から毎年発行される保育園入園の手引きに、園庭の有無が記載されているので要チェックです。

 

認可保育園(公立)

 

次に認可保育園(公立)。

国が設定した基準に達しているため、認可保育園(私立)と大きな違いはないように見えますが、運営が各自治体になります。

働いている保育士も公務員です。他、保育園とは異なり、公務員保育士なのです。

 

私立保育士の離職率が約12%なのに対して、公立保育士の離職率は約7%という調査結果があります。さらに23区に絞ると離職率は約1.7%だとか。

私立と比較して働きやすい環境ということがわかります。

実際に、認可保育園(公立)に通わせていますが、今まで経験したどの保育園よりも年代にばらつきがあります。若い先生からベテラン先生まで幅広い年齢層です。ただ、友人の話を聞いていても認可(私立)に比べて認可(公立)の方が、準備しなければならない持ち物が多いと感じます。

認可(私立)だとお食事エプロンを貸してくれたのですが、認可(公立)では毎日持ち帰りでした。また、ティッシュまで各自持参の認可(公立)もあるそうです。

 

 

認証保育園

 

次に認証保育園。

認可が空いておらず、私が初めて娘を預けたのは認証保育園でした。

認証保育園は国が定めた基準には満たないが、都が定めた基準を満たす場合に、都から認証保育園と認定されます。

都内だとよくあるパターンは、敷地面積の基準が満たせない保育園でした。都心に広々とした敷地を確保するのは難しいですもんね。

ただ、実際に通わせてみて、広さ意外はとても満足いく保育内容でした。狭いのもあり、先生達の目が隅々までいきわたり、保護者も限られた人数なのですぐに全員把握できます。第二の家庭のような雰囲気で、初めて子供を預けて復職しましたが、毎日楽しそうに通う娘をみて安心して通わせれました。

前述しましたが、認可で施設だけ立派な保育園を見たので、より一層、認可が必ず認証より良いとは言えないと実感しました。

なお、認証保育園に預けている場合は区から補助金が出ます。

年収によっては認可保育園よりも認証保育園の方が保育料が安くなる可能性があります。

認可外保育園

 

最後に認可外保育園です。

引越後の復職が中途半端な時期なのもあり、認可も認証も空きは0。そこで2駅となりの認可外まで次女を預けていました。

認可外は、国基準をクリアした認可でも、都基準をクリアした認証でもありません。

何かしらの理由があり認可外の保育園です。

複数園見学しましたが、多くの場合が企業枠があるパターンでした。提携先企業に勤めている人を優先的に入園させているため、認可にも認証にもなれないのです。

私が預けた認可外保育園も企業枠がある保育園です。なので認証保育園と大きな違いはありません。

ただ、認可外であるために区からの補助金がもらえません。全額自己負担になるため、一般的に認可外保育園は高額になります。

 

まとめ

 

mugi
以上!保育園の違いは大体わかったかな?
neko
ベテラン保育士が多い認可(公立)がおすすめってこと?
mugi
それが、一概に言えないのが保活の難しい所。。

 

確かに認可(公立)はベテラン保育士が多い傾向になります。離職率も高いです。でも、保育時間に英語を習わせたい!駅近じゃないと送迎が大変!など家庭によってニーズは様々。。

認可(公立)だと私立に比べて習い事や独自施策がないです。実際に見学した保育園の中には、保育時間内でサッカー教室、ピアノ教室、英語教室、水泳教室、バレエ教室など、平日習い事の送迎が厳しい共働きに嬉しい特典がある、保育園が認可でも認証でもありました。

また、認可(公立)といっても自治体によって様々。同じ5歳児クラスであっても、A区は15名クラスに対して保育士2名、B区は26名クラスに対して保育士2名、C市は25名クラスに対して保育士1名など、保育士1名に対する幼児の人数が大きく異なります。

 

国の配置基準では4,5歳児は30名に対して保育士1名としているため、いずれも国の基準内です。

 

何を重視するかは家庭によって違います。またこれら情報は保育園の公式HPからではわからない情報も多々あります。

是非、産休&育休期間に気になる保育園は認可、認証、認可外関係なく見学してみて下さい。

 

 

 

 

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